セッションでは、仏教を真摯に学びたい方、お悩み・ストレス・苦しみを抱える方へ、
仏教の智慧と、心理学(エニアグラム)の手法を組み合わせたアドバイス・サポートを行っています。

人間関係や子育て、お仕事、体調不良、今後の人生設計など、あらゆるお悩みにお応えします。

また、瞑想を始めたい、瞑想に行き詰っている、仏教の教えについてもっと知りたい、などのご相談にも、対応しています。


クライアントさんが、セッションの様子をマンガで描いてくださいましたので、ご紹介がてら、少々、抜粋しますね。

マンガの全文は、下記ページをお読みくださいね。

セッション体験記

 

苦しみ・ストレスの正体とは?

多くの方は、「苦しみの本質・苦しみとは何か」が分かっていません。

 

苦しみ・ストレスとは、一言で表せば

自分の思い通りにならないこと

です。

 

私達は、たくさんの願いを持って生きています。

  • 人に認められたい、愛されたい
  • 人間関係が上手くいきたい
  • 色々なことに熱中できる自分でありたい
  • 人に優しい自分でありたい
  • 不安や心配事なく生活したい
  • 生き生きとした気持ちを、いつも持っていたい 
  • 病気や体調不良は体験したくない
  • いつまでも若々しくいたい 
  • 苦労したくない、好きなことだけしていたい
  • お金持ちになりたい etc

 

こういった願いが叶わない時、私達は

「苦しみ・ストレス」

と呼ばれるものを感じるのです。

 

つまり、自分の「願い・期待・欲求・理想(欲・煩悩)」と、現実が合っていない状態ですね。

 

ストレスや苦しみを感じた時、私達は、欲を叶えようと、「現実」の方を変えようと必死になります。

 

そうすると、ますます現実との摩擦が起こって、苦しみは大きくなります。

なぜなら、現実をコントロールすることは、できないからです。

 

「人に認められたい」

「老いずに若々しくいたい」

と願っても、自分ではどうにもなりません。

 

「こういう自分になりたい!」

と理想を持ったところで、理想通りにはいかないのです。

 

つまり、現実をコントロールすることは、本質的には不可能なのです。

願いは叶わないのが当たり前。

 

だから、願いを持てば、必ず苦しみ・ストレスが生じるということです。

 

仏教では、このことを、

一切行苦
(いっさいぎょうく)
一切皆苦
(いっさいかいく)

と言います。

 

苦しみ・ストレスは無くすことができる

でも、ご安心ください。

苦しみ・ストレスは、無くすことができます。

 

願い・期待の方を手ばなして

現実をあるがまま受け止め

てしまえば、苦しみは消滅します。

 

例えば、

「こんな自分はダメだ!」

と自己肯定感が低くて、いつも自信が無い方は、

 

「こんな自分でありたい!」

という、高い理想・願望・期待を抱いています。

 

理想・願望・期待が強すぎて、

現実の自分とのギャップに苦しんでいる、ということですね。

 

ですから、

等身大の自分、現実の自分を、あるがまま認められれば、

苦しみは解消します。

 

でも、

「できない自分をほったらかしにして、努力しなくて良い」

ということでは、ありませんよ。

 

まず、等身大の自分・現実の自分を受け入れる。

 

そうすると、心は落ち着き、自分が成長する為に何をすべきかを、冷静に、現実的に考え、実行することができます。

 

こうして適切な対応を図ることで、自信もついていきます。

 

また、多くの方は、

不安や悲しさ、怒りといった

ネガティブ感情

が生じることは

「おかしい」こと、嫌なことだと感じていますよね。

 

ネガティブ感情が出ることを恐れ、

出てしまったら、何としてでも、その感情をねじ伏せようと躍起になります。

 

これも現実否定です。

苦しみであり、ストレスです。

 

どんなに

「ネガティブ感情が出ないように」

と努力しても、絶対に生じます。

 

仏教で言えば、究極の悟り(涅槃・阿羅漢)に至らない限り、

ネガティブ感情が出ない人など、いないからです。

 

ネガティブ感情は、誰でも当たり前に生じるものですから、

 

「ああ、今、不安が生じたなあ。
 怒りが出たなあ」

 

と現実を受けとめると、

苦しみは、感情と共に消えて無くなります。

 

これが、

あるがまま、現実を受け入れる

ということです。

 

悩んでいる方・苦しんでいる方・ストレスを抱えている方は、

必ず、現実と相反する

「期待・願望・欲求・理想」

を持っています。

 

これらの期待・願望のことを、

仏教では「欲」とか「煩悩」と呼び、

「欲・煩悩を手ばなすと、執着しないと、心は楽なるよー」

 

と教えてくれています。

 

「期待・願望・理想・期待を持ってはいけない!」

ということではありませんよ。

 

そういった欲を抱いたら、

「あ~欲が出たなあ。

 現実と欲があっていないから、苦しみが生じるんだなあ~」

 

と、あるがまま観察すれば良いだけなのです。

 

こうすれば、心は落ち着き、欲も手放しやすくなります。

 

苦しみとは、欲に固執・執着した状態とも言えますね。

 

心の奥底・本心には、なかなか気づけない

でも、この欲・煩悩(期待・願望・欲求・理想)に、

気が付かないでハマりこみ、苦しんでいる方が、大半です。

 

例えば、恋人や友人と待ち合わせをしていて、相手が遅れてきたとします。

 

表面的には

「なんで約束を守れないんだろう。失礼だな。いっつも遅れるんだよな~」

なんて、怒りの感情を感じたりしますね。

 

でも本心は、

「早く会いたいよ~。

寂しいよ~。

私との待ち合わせ、いつも遅れるのは、軽んじられているのかな。

悲しいなあ」

 

といったように、

「早く会いたい!」

という、強い願望が心の奥底にあるわけです。

 

その願望が叶わないから、

「寂しさ・悲しさ」という感情が生じて、

苦しみ・ストレスを感じているのですが、

 

この

心の奥底にある本心(欲・煩悩)

に、私たちは、なかなか気づけません。

 

「会いたい」や「寂しさ・悲しさ」に気づく代わりに、

「なんで遅れてくるの!」

なんて相手に怒りをぶつけて、関係が悪化したりします。

 

お聞きになったことがあると思いますが

この心の奥底の気持ちは、

「無意識(潜在意識)」

と呼ばれるもので、普段、自覚化できていないからです。

 

ちまみに、この無意識(潜在意識)は、

意識の中の99%以上

を占めると言われていますから、

何も心の訓練をしていないと、本心に気づくのは、非常に困難なことなのです。

 

「何かモヤモヤする」ことありませんか?

皆さん、よくこんなことをおっしゃいます。

「何だかよく分からないけれど、気持ちがモヤモヤする」

 

これも、無意識の気持ちがわかっていない時です。

無意識の気持ちに気づききれず、でも不快感だけは感じる、という状態ですね。

 

例えば、人から何か物をもらったとします。

表面的には、

「親切な人だな、ありがたいな」

と思ったりする。

 

でも、何だか気持ちがスッキリしない、モヤモヤする。

その方の無意識の気持ちは、こんな感じかもしれません。

「こんなの全然欲しくないよ!

私の要望も聞かないで、一方的に物をくれるなんて、押しつけがましいな。

恩を売って、後でなにか見返りでも求めているのかな」

 

こんな風に、物をもらう事が重荷に感じているかもしれません。

一方で、

「いや、そんなうがった見方をしてはダメだ。

相手を悪く思うなんて、人間として間違っている。

きっと相手は親切でしてくれているんだ。

感謝しないといけないんだ!」

 

と、無理矢理、自分の心をねじ伏せようとしているかもしれません。

 

こういった例は、セッションでよくお聞きするパターンです。

こんな感じで自分の心を捻じ曲げれば、苦しさを感じて当然です。

 

一方で、無意識の心だから、本人はよくわかなくて、

「何だかモヤモヤする。。。。」

となる訳です。

 

でも、無意識、心の奥底の気持ちに気づきさえすれば、苦しみは消えていきます。

 

「本当は、私、嫌な気持ちだったんだなあ。

嫌だと思う気持ちを優先して、断って良かったんだなあ」

 

と素直に自分の気持ちを認めれば、それでスッキリするのです。

 

セッションで行うこと

ですから、セッションでは、まず、お話を伺い、

どういったことで苦しみ・ストレスが生じているのか、ひも解きます。

 

あなたが気づいていない、

・現実と相反する「期待・願望・欲求・理想」
・無意識・心の奥底の気持ち

を明らかにしていきます。

 

こうした無意識の願望は、いつもあなたを苦しめる

「心のクセ」

になっているはずです。

 

こうした、

心のクセであり、自分を苦しめる価値観であり

固執・執着している部分

に焦点を当てるのですね。

 

その上で、

あるがまま現実を捉えられるよう、

固執・執着しているものを手放せるよう、

アドバイス・サポートをしていきます。

 

この際、心理学の一手法である

「エニアグアム」

を理解すると、大変効果的ですので、
私のセッションでは、エニアグラムの手法を活用しています。

エニアグラムについての概略は、下記をご参照下さい。

はじめに

 

 

瞑想では解決しないのか?

このサイトをお読みの方は、

瞑想にご興味があったり、瞑想をかなり実践されている方も、

多いのではないでしょうか?

 

そのような方は、

「瞑想実践で、苦しみはなくなるのでは?」

と思われると思います。

 

それは事実です。

正しく瞑想を実践していくと、苦しみから解放されるための

「智慧」

が生じていきます。

 

ですから、瞑想を続けることで、上記で説明している

「無意識領域の心のクセ」

に気づけるようになり、

欲・煩悩を、あるがまま手ばなせるようになっていきます。

 

ただし、ある程度の結果が出るまでに、

相当な時間・努力(年単位)

が必要になり、智慧が生じるまでは、苦しさは続きます。

 

更に、

正しく瞑想を実践しないと、

いくら長期間、努力しても、

智慧は生じません。

 

私のところにご相談にいらっしゃる方の中には、

長年、瞑想を実践してきた方も、少なくありません。

でも、大して楽になっていないのです。

要するに、智慧が生じていないのです。

 

長年、瞑想を実践しても、苦しみが解決しない方が、

私のセッションを数回お受けになったことで、

苦しみが大きく軽減され、智慧がついていくのです。

 

ですから、どれだけ時間と労力がかかろうが、

ご自身の力で楽になりたい方は、

瞑想に励まれると良いと思います。

 

もっと早く楽になりたい方は、

セッションをお受けになることを、おススメしています。

 

私自身も、瞑想で効果を感じ始めたのは、

熱心に瞑想を始めて数年が経ってからでした。

 

その間、カウンセリングを受けたりと、心理学に頼る部分も多く、

心理学も苦しみ軽減に、智慧が生じる原因として、役立ちました。

 

私が歩んできた道、

心理学に出会い、瞑想によってどのように智慧が生じ、苦しみが減っていったのかは、

実践禄としてご紹介していますので、

ご興味ある方は、ぜひ、下記をご参照下さい。

 

瞑想実践禄:心が解放される道

 

ご感想1:悩み苦しみの根本原因を扱うセッション

自分が何に悩んでいるか自体、はっきりしていなかったのが、セッションを受けることにより明確になり、
思考や感情に振り回されていることを自覚するようになりました。

仏教の智慧の話を聞いて、「苦しみが欲から生じている」ことを理解するようになるとともに、
エニアグラムのタイプ診断によって、自分の思考や価値観の癖に気づくようになりました。

仏教の教えやエニアグラムを用いながら、
「悩み苦しみの根本原因」について自覚できるように指導助言をしてくださる方は、恐らく希だと思います。

ただ話を聞いていただいて、気持ちが楽になるという対処療法的な解決ではなく、
その後も自分で悩み苦しみにとらわれないよう自己理解を深められるので、
セッションを受けた成果がその後もずっと続くことが、一番ありがたいです。

 

ご感想2:ネガティブやイライラに支配されなくなった

「感情は、咳やくしゃみと同じで、生じては消えるもの、だから放っておきましょう」

という言葉が衝撃的で、私の心の軸になっています。

「感情は良いも悪いもなく、ただ気づけば良い」との知識はあり、自分では長らくやっていたつもりが、
出来ていなかった、ネガティブな自分をただ責めていた、ことに気づくことが出来、本当に実践出来るようになった点は大きいです。

お陰様で、ネガティブ思考やイライラに支配される時間も減りましたし、
人と話すときにも構えなくなってきました。
また、ご紹介いただいた自己肯定のためのメソッドも役に立っています。

こちらの話に真摯に耳を傾けてくださりながら、都度、私の思考癖にも気づかせてくださったので、自分自身でも思考癖に気づけるようになっています!

セッションを申し込む前と終わった今とでは、まったく心模様が変わり、楽になっています。

ネガティブな感情が生じても恐れなくなったこと、
そして自分を責めなくなったことは非常に大きな変化の一つですし、
それがまた自分の自信へとも繋がっています。

その他の方のご感想を、下記にまとめていますので、ご参照下さいね

セッションのご感想

 

瞑想や仏教についてのご相談や、「何かしら生きやすくなるためのヒントを得たい」程度のご相談でしたら、1回のセッションでも実りはあるかと思いますが、

本格的なお悩み相談の場合は、複数回、お受け頂かないと、なかなか成果は感じられないと思われます。

数か月から1年をかけて、10-15回程度、お受けになられると、かなり、心・人生が変革します。

 

アドバイザーについてや、

セッションの料金・お申込みは、下記でご確認下さい。

 

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