
我々は、あるがままに、物事を観るのではない。
我々が、あるがままに、物事を観るのである。
これは、十戒で有名な、モーゼの言葉だそうです。
人間がいかに、物事をゆがめて解釈しているか、を示す格言だと思います。
「物事をゆがめて解釈する」ことを、心理学では、「認知のゆがみ」と表現したりします。
私は、「考え方・心のクセ」と表現することが多いですね。
こうした心のクセによって、私達は、生きづらさ・苦しさを感じる訳です。
グループワークを通して、ご自身が自覚できていない「心のクセ・ゆがみ」の方向性を理解し、心を楽にしていきましょう。
参加者同士で、普段抱えるお悩みをシェアしながら、ご自身を苦しめる心のクセに気づけるよう、サポートします。
グループワークの内容
- zoomを利用したオンラインで行いますので、どなたでもお気軽に、ご参加頂けます。zoomについては、下記をご参照下さい。
オンラインのご案内 - 参加者の皆さんで、お気持ちやご意見、普段抱えるお悩みなどをシェアしながら進めていきます。
ご自身ではなかなか自覚できない無意識レベルの心のクセ等を理解することに役立ちます。 - あるお題に対して、絵を書いて頂き、それを皆でシェアし、意見交換を行うなどのワークも行います。
2025年11月までの日程
月2回(平日1回、土日祝1回)、13時から3-4時間、開催しています。
(途中参加・途中退出可です)
8/2(土)
8/22(金)
9/7(日)
9/25(木)
10/4(土)
10/23(木)
11/3(祝・月)
11/26(水)
※12月以降の日程は、9月上旬ごろ、決定予定です。
- 参加費は月額制で、1万円/月。3か月単位でお支払い頂きます。
- 毎回参加されることで、理解が深まっていきますので、基本的には、最低月1回のご参加をお願いします。
- 絵を描くワークを行うため、紙とクレヨンをご用意ください。
- 複数の方を画面に表示したり、絵を見る必要があるので、パソコンやタブレットなど、画面が大きいもののほうがおススメです。
(無い場合は、スマホでも結構です) - 当日は録画を行い、その日に不参加の方も、2週間程度、視聴できるようにしています。
皆さんに、外部流出しないようお願いしていますが、100%流出しないとは断言できません。
ですので、グループワーク時に、「私の話は録画しないで欲しい」とご要望がありましたら、その部分は、録画しません。
毎回、始まる際に、録画の可否を皆さんにお尋ねします。 - お申込みは、ページ下部のフォーマットから、お願いします。
心のクセの方向性
職場のいるところを、イメージしてみて下さい。
課長さんが席でため息をついたのを、目撃します。
その時に、Aさん、Bさん、Cさんは、以下のような想いが生じました。
Aさん
私が、何かミスをして、課長がその対応に苦慮しているのではないか。
(自分は何をしたのだろうと、不安になる)
Bさん
部長に無理難題な命令をされて、悩んでいるのかな?
何か手助けが必要かな?
Cさん
(ちょっと面白おかしく、茶化すように)
さては課長、あの気の強い奥さんに、またお小言を言われて、落ち込んでいるな・笑
でも実際は、課長さんは、歯が痛くて、ため息をついただけでした。
つまり、Aさん、Bさん、Cさんは3人とも、事実と異なる認識をしたのです。
この心の動きが、
「事実をあるがまま見ないで、物事をゆがめて解釈する」
ということです。
ところでこの3人は、たまたま、上記のような思考をした訳では無いでしょう。
恐らく、何かあると、似たような反応をするはずです。
Aさんは、常に自分に落ち度があると思い、自己否定して自分を責めやすい。
Bさんは、相手は困っていないか、自分が何か手助けしないと、と考えるあまり、自分の状況を無視して、無理して相手を手助けして、ストレスを溜めやすい。
Cさんは、深刻な出来事でも、負の側面を直視できず茶化してしまい、人間関係がギクシャクしたり、自分のネガティブな気持ちを抑圧してしまう。
これが、「心のクセ・ゆがみ」の方向性になりますが、訓練していないと、無自覚に、クセに巻き込まれ、苦しみを増大させてしまうのです。
グループワークで、この無意識レベルの心のクセに気づけるようになっていきます。
参加されている方のご感想
セッションとは異なり、様々な方のお話を聞くことで、家族や職場の周囲の方について、以前より理解できるようになりました。
また、自分の凝り固まった考えに気づくきっかけとなり、グループワークそのものが良い習慣となっています。
様々方と話すことで、同じ出来事でも、人によって捉え方は全然違うことがわかり、出来事よりも「自分の中で執着しているもの」に気づくことが大事なんだと、実感することができました。
多くの人と話すグループワークだからこそ、湧いてくる感情があり、毎回たくさんの気づきがあります。
以前なら
「なんでこんなこと気にするんだろう?」
「自分だったらこうするのに、なんで出来ないの?」
など思っていましたが、「なんで?」が減ったように思いますし、そのように思う自分に、気づくようになりました。
複数の方たちとお話できるのは、楽しいです。
他の参加者のお話を聞くのも、とても勉強になりますし、自分が話すことで、自分の頭の中を整理することができて、また振り返って自分のことが少しずつわかってくるのも、面白いです。
私がバイマーイさんのセッションを初めて受けた頃は、
「自分が生きていたらいけないのではないか、かと言って、今いなくなるわけにも行かないし」と悶々とした日々を過ごしていました。
バイマーイさんに出会えたことをきっかけに、仏教のことを知ったり、いろんな方とお話をしていくうちに、今では
「100歳まで、あとうん十年もある、どうやって生きていこうか」などと考えられるまでになりました。
今は多くの方に、私と同じような気持ちになってもらえたらいいなぁ、という思いがしています。
(こんなことが書けるなんて我ながら驚いています。)
バイマーイさんのおかげです。本当にありがとうございます。
参加する前は、皆で話すことに抵抗を感じていました。
話すのが嫌とかではなく、意味があるのかなと。
他の人の話を聞く時間があるのなら、セラピストと2人で、自分のことについてだけ話すほうが、有意義だと感じていました。
実際に参加して、他の人の話や考え方を聞きつつ、自分の意見を言えるというのは、
存外おもしろく、単純に色んな人と話せて楽しかったです。
今までは、
「自分とは違う考え方の人がいる、価値観はそれぞれ、そんな人もいていいじゃないか」
と頭ではわかっていても、なかなか受け入れることができず、
自分の考えを押し付けてしまう部分がありました。
でも、自分とは違いすぎる考え方の人達を目の当たりにして、
受け入れざるを得ないというか、
「ホントにそうなんだな!!」と思えたんです。
知識として知っていただけで、経験が足りなかったようです。
グループワークに参加することで、「人を受け入れる」という土台ができたと共に、自分のこと、他人のことについて、少しずつ明瞭化していく状態を体験しています。
これは、一対一のセッションでは得られないものだと思うので、あの時、思いきった自分にも、誘って頂いたバイマーイさんにも感謝です(^-^)
以前の私は、
「どうして私は、あの人みたいにうまく出来ないんだろう」
「どうして夫は、私の気持ちに寄り添ってくれないんだろう」
「どうしてあの人は、あんな迷惑な行動をするのだろう」
「どうして…」と、ただ傷ついて悲しんで、ストレスを溜めることしか出来ませんでした。
でも、グループワークを通して、人間にはタイプの違いがあり、それぞれのタイプで全く世界観や価値観が異なること。
得意なこと、苦手なこと、強い動機となるものが違う、ということを学び、視野が一気に広がって、生きることがかなり楽になりました。
私がグループワークに参加して特に良かったと思うことは、夫のことをより深く理解することができ、夫婦関係が改善できたことです。
また夫に限らず、他人の理解不能な言動や行動に対して、自分以外のタイプの世界観を知ったことで理解できる幅が広がり、無駄なストレスを溜めずに済むことが増えました。
また、グループワークで話すことによって自分の認知が偏っていたことに気付けることも多々あります。
グループワークがきっかけで「エニアグラム」を知ることができました。
「エニアグラム」を学ぶことによって、自分への理解が深まり、まさに「エニアグラム」は、人生の道しるべであり、羅針盤になりうると感じています。
もともと自己否定の塊となって、心身が不調になることがありましたが、エニアグラムの特性を理解することで、自分を客観的にあるがままに受け入れ、やさしく扱うことができるようになってきました。
グループワークには様々なタイプの方々が参加していますが、タイプによってものの見方や行動などにも違いがあることを知り、
他者に対しても客観的に見ることができ、対人関係のうえではとても参考になると感じています。
また、わたしはカウンセラー養成講座にも参加していますが、将来カウンセラーになるためにも、このエニアグラムを学ぶことは必要不可欠なものと思っています。
バイマーイさんの、「エニアグラムを用いた仏教的要素あるカウンセリング」こそ、本質性があるカウンセリングと感じていて、本当にお世話になっています。
今後もグループワークで学びを深めていきたいと思います。
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