37.師匠「スティサート師」との出会い

 

毎日、面白いように智慧がつき、瞑想が楽しくてたまりませんでした。

 

「未来なんて存在しない」ことに対して、

「大丈夫、そのうち慣れる」とアドバイスして下さったお坊さんには、

 

「1人リトリート(瞑想合宿)をしているようだね」

と、からかわれたりもしました。

 

そんなある日、私に「バイマーイ」と命名して下さった、タイ人の僧侶

「スティサート・パンヤーパティポー師」

との出会いがありました。

 

出会いと言っても、メルマガで師の説法を読んだ、というものですけれど。

 

でも、日本語訳された師の説法を読んだ時、

「ああ、やっと師匠に出会えた!」

と、感動しました。

 

実は、それまでも、それ以降も、今も、

私の中での「絶対的な師匠的存在」は、別にいらっしゃいます。

 

「アチャン・チャー師」

という、世界的に有名なタイ人の高僧です。

 

涅槃に至った方と言われていますが、

色々な方のお坊さんの本を読んで、唯一私が、「本当に涅槃に至った方だ!」と感じる方です。

アチャン・チャー師の本を読むと、一言一句、全てが真理であると感じ、心に無上の喜びが生じます。

 

ただ、残念ながら、アチャン・チャー師は、既に亡くなられていて、実際にご指導を受けることは叶いません。

 

仏教と出会って10年。

ずっと、実際に指導して下さる、尊敬できる師の存在を、探し求めていました。

実際にご指導頂ける師を求めて、可能な限り、テーラワーダ仏教のお坊さんや瞑想指導者等に、お会いしてきましたが、

残念ながら、「ご指導頂きたいたい」と思える方には、出会えませんでした。

 

スティサート師の説法を読んだ時、

「探し求めていた師の存在に出会った」

そのように、思いました。

 

瞑想は楽しかったですが、行き詰ることもあります。

そんな時、スティサート師の説法に、その答えがあるのです。

 

師のアドバイス通りに瞑想をすると、とても順調に瞑想が進み、智慧が生じました。

 

メルマガを紙に打ち出して、重要な所にはマーカーを引いて、いつも参考にさせて頂きました。

 

とても、有り難い、師匠との出会いでした。