33章 カウンセラーは天職

 

カウンセラーを始めて数年は、

 

・どんどん楽になられる人に出会って喜び、

・なかなか苦しみから抜けられない人を見て、ジレンマを感じる

 

その繰り返しでした。

 

今でこそ、

「心が変わるのは、その人自身の力。変わるまでの時間は、人それぞれ」

と分かりますが、当時は、

 

「カウンセラーである自分の力不足だ」

と自分を責め続けて、私自身が苦しくなることも、しょっちゅうでした。

 

この頃の私は、まだ自分の心を観察する力が弱く、

苦しみが生じると、それを放っておけず、

苦しみに巻き込まれてしまうことも、たびたびありました。

 

そういった自分の気持ちを俯瞰し、

巻き込まれないでいられるようになるのに、数年はかかりました。

毎日毎日が勉強であり、心を鍛える実践でした。

 

 

私にとってカウンセラーという仕事は、

自分の心を成長させてくれる、かけがえのないものとなりました。

 

そして、ご自身の力で変わられていくご相談者さんを見て、心打たれました

 

必死に努力する姿に刺激を受け、

私自身も、もっと成長できるよう努力しようと思ったのです。

 

 

大きく変わられたクライアントさんは、私に大きな感謝を伝えてくださいます。

でも、私の方こそ、クライアントさんに感謝を伝えたくなります。

 

「人が変わっていく、その可能性を見せて下さって、ありがとうございます。

たくさんのことを学ばせて頂き、成長させて頂き、ありがとうございます。

ひたむきな前向きさ、努力によって、

『私ももっと頑張ろう、成長しよう』

と思わせて頂き、ありがとうございます。」

 

 

縁あって、皆さんと出会うことができたことを、本当に感謝しています

 

「カウンセラーは天職」

そう、思うようになりました。