27.心理学・心理療法を再び学ぶ

 

自分では瞑想から離れたつもりが、

実際には、瞑想していたその頃の私。

 

でも、その時は、

「瞑想から離れるのだから、その代わり、心理学・心理療法をもっと深く学んで、心を成長させよう」

と思っていました。

 

体調不良で再び休職したことは、以前書きましたね。

 

この頃、私の会社は、初めて産業カウンセラーさんを雇い、

休職者に対して、定期的にカウンセラーさんとの面談を受けるよう、義務付けていました。

 

ありがたいことに、体調不良で外出もままならない私のために、
自宅近くまでカウンセラーさんが来てくださり、面談して下さいました。

 

そのカウンセラーさんから、

・認知行動療法

・スキーマ療法

・交流分析

等々の心理療法を教えて頂くことができ、

また、自分でも、ネットや書籍を通じて、様々な療法を学び、実践しました。

 

おかげで、

「無意識領域の思考のクセ・認知の歪み」

によく気づけるようになり、

 

一層、自分の心が、深く観えるようになり、心のガラクタが整理されていきました。

 

この頃は、認知行動療法の「7つのコラム」を活用するなど、

「心の動きを紙に書く」

ことで、心を整理する方法を取ることが多かったです。

 

ー認知行動療法「7つのコラム」ー

  • (1)状況:気持ちが動揺したときの一場面
  • (2)気分:そのときの気持ち
  • (3)自動思考(自動的に生じる思考)
  • (4)根拠:自動思考を裏付ける具体的な事実
  • (5)反証:自動思考と反対の事実
  • (6)適応的思考:バランスのよい考え
  • (7)いまの気分

 

心の動きを知るため、何百枚も、心の動きを書きだしました。

 

 

 

カウンセラーの勉強を開始

久しぶりに、面談という名のカウンセリングを受けるようになり、

また、その時のカウンセラーさんが信頼できる方だったため、

 

「やっぱり、カウンセラーという職業は良いなあ。興味あるなあ」

と思い、カウンセラーの勉強も始めるようになりました。

 

実は、仏教と出会う前後にも、複数のカウンセラー養成講座は受けていたのですが、

仏教と出会い、カウンセラーへの興味が減少していたのです。

その熱が、再燃しました。

 

体調不良が強かったこともあり、実際にカウンセラーになれるとは、あまり考えていませんでしたが、

勉強したい、という意欲が強く、楽しみながら、カウンセラーの勉強をしていました。