/ 最終更新日時 : 65.最後に ブッダの逸話の中で、とても感銘を受けた話があります。 ブッダは過去世において、スメーダという仙人だったそうです。 スメーダは、次のように考えました。 私のように完全な覚りに至る条 […]
/ 最終更新日時 : 64.人々に真理を伝え始める 死は存在しない。 身体も心も止まることなく変化し続けていて、ある一瞬を「死」とか「誕生」と呼んでいるに過ぎない ということを体感した頃から、 「自分の体験したこと、生じた智慧を、人に伝えていこ […]
/ 最終更新日時 : 63.「死」は存在しない 様々なトラブルは止みましたが、コロナワクチンによる体調不良は、どんどん進んでいきました。 ワクチンを打って1年後、ある朝、強烈なめまいで倒れ、その後1ヶ月、起き上がれなくなりました。 これまで […]
/ 最終更新日時 : 62.うっかり、気づきを忘れて苦しむ 「道」に入る体験をして以来、心はジェットコースターのように荒れ狂い、翻弄されそうになりながらも、必死で 「ただただ観察する、執着を手ばなす」 という実践をし続けるうちに、1年以上が経過していました。 &nb […]
/ 最終更新日時 : 61.おばあさんのように、ただ現象を眺める 「髪の毛1本、コントロールすることができない」 ことに絶望感が生じている時は、身体を動かす気力体力も、なかなか出ませんでした。 絶望感が数ヶ月続くと、その間は、肉体的にも相当辛い状態になります。   […]
/ 最終更新日時 : 60.智慧がつくほど、「愚か」と感じる さて、「これは涅槃か?」と思いたくなるような静寂のあと、通常状態に戻ると、 今度はまた、絶望がやってきました。 「髪の毛1本、コントロールすることなどできない」 と、強く感じたのです。 &nb […]
/ 最終更新日時 : 59.スティサート師にお会いする この頃、初めて、スティサート師にお会いする機会に恵まれました。 「お会いした」といっても、zoomでのオンラインでしたけれどね。 スティサート師は、説法を読んでいた時の印象と、変わらない方でし […]
/ 最終更新日時 : 58.「これは涅槃か?」と思うほどの静寂 「一生分の煩悩が、まとめて一気に正面化したかのような状態」 が数ヶ月続き、ひたすら、欲や、それに伴って生じる感情を、観察し続けました。 「欲」も、それに伴う「感情」も「思考」も、全ては無常で、 […]
/ 最終更新日時 : 57.強い強い出家願望 一生分の煩悩が、あふれ出ているかのような期間。 出家願望も、とてもとても強く生じました。 こんなにも出家したいのに、何で私は出家できないんだ! 40年以上、在家の生活を頑張ったのだから、精一杯、頑張ったのだ […]
/ 最終更新日時 : 56.あるがまま「自分」を認める 一生分の欲が、あふれ出たかのような数か月。 その間、自己否定もとんでもなく生じました。 「こういう自分でありたい」という欲が根底にあり、 その理想の自分と違う部分を、否定していました。 &nb […]
/ 最終更新日時 : 55.一生分の煩悩が、あふれ出たかのよう 三度 「全てのものは、確固たる実体が無く、変化し続ける状態に過ぎない」 を体感したことで、 「自分という確固たるものがある」という幻想が薄れ、欲が薄れた。 これからは、心穏やかに進んで行く。 […]
/ 最終更新日時 : 54.三度目の「全ての現象に実体は無い」 慈悲の塊のような状態になり、とんでもない幸福感を味わいながら、2週間を過ごしました。 そんなある日、近所の小川のほとりで、立つ瞑想をしていた時です。 いつも通り、高い集中力で、深い深い静寂の中 […]