31章 心理カウンセラーになる

 

職場復帰に向けて頑張りましたが、

結果的に、休職期間満了で退職となりました。

それまで、カウンセラーになりたい気持ちはありつつも、

今までの仕事にも未練はありました。

 

でも、退職となったことで全く未練が無くなり、

「これでカウンセラーになれる、自分はカウンセラーをやるのだ」

という気持ちが、強く沸き上がりました。

 

「カウンセラーになりたい」という、

やりたい・やりたくない、ではなく、

「自分はカウンセラーをするのだ、カウンセラーになるはずだ」

というような、

 

・カウンセラーになるレールに乗っている

・カウンセラーになるのは既定路線

 

そんな感覚でした。

 

これまで、いくつかカウンセラー養成講座に通ったりしましたし、

心理療法も様々勉強してきましたし、

何より、自分の心と向き合い続けてきたので、

正直、カウンセラーとしては、既にやっていける力はあると、自負していました。

 

でも、カウンセラーとして活動をするには、

もっと社会的に通用する資格も必要なのかと思いました。

 

そこで、人事と退職の話をした直後に、職場のカウンセラーさんの所に向かい、

「おススメのカウンセラーの資格を教えて頂きたい」

と聞きに行きました。

 

カウンセラーさんから、

「産業カウンセラーがおススメ」

とアドバイスを受け、すぐに産業カウンセラー協会に電話したところ、

 

「今年度の養成講座の受け付は締め切ったけれど、

たまたまさっき、キャンセルが出たので、

1週間以内に料金を振り込んだら、受講できる」

とのことでした。

 

「これは縁だな。カウンセラーになるように、道が開かれているな」

と感じ、受講することになりました。

 

 

産業カウンセラー協会の養成講座は、

カウンセリングの基本中の基本である「傾聴」を、

時間をかけてじっくり学べるもので、非常に実り多いものとなりました。

 

1年間の学びのあと、学科と実技の試験をパスして、

産業カウンセラーの資格を取得しました。

 

心理カウンセラーになる夢が、実現したのです。

 

カウンセラーになる道は、あらかじめ引かれていたような感覚で、

「あれよあれよという間に、気がついたらカウンセラーになっていた」

そんな感じでした。

 

 

様々な事柄・様々な人の縁によって、導かれてカウンセラーになったような感覚で、

全てのご縁に、深い感謝の念を抱いています。